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instagram発のPhotographer
5人に1人が旅行先をinstagramで決め、
大学生のスマホ所有率は100%というデータもあり、
うち10人に3人が一眼レフやデジタルカメラを持つ現代。
誰でも綺麗な写真が撮れ、
日頃のただの風景も有名インスタグラマーの写真ひとつで、
観光地にすら成りうる時代です。
そんな中でinstagramがきっかけとなって世界的に活躍することになったフォトグラファーがいます。
写真をやっているinstagramユーザーならば必ず知っている人たちですが、
彼らはなぜこんなにもフォロワーが多いのか?
なぜこんなにも注目されているのか?
彼らの経歴やインタビュー記事から探ってみました。
彼らの大ファンだからこそ、彼らのことが知りたい。
今回はinstagramをきっかけにして、フォトグラファーの道に進んでいる3人をピックアップしています。
これからinstagramをやる人、instagramをやっている人、もっとinstagramのフォロワーが欲しい、instagramを使って写真家になりたい人、全ての人に読んで欲しい。
売れるべくして売れたインスタグラマーたちの軌跡です。
全世界の美しい絶景を撮影しているフォトグラファーについてはこちらでまとめていますので、合わせてお読みください。

@eeeeeeeno ENO SHOHKI(イイノ ショウキ)さん
-Profile-
フォトグラファー。 1989年東京出身。多摩美術大学卒業。 在学中に、プロダクトデザインを専攻すると同時に、以前より興味があったグラフィックデザインの知識も習得。もともとあるデザイン事務所の立ち上げに関わっていたが、その過程でフルサイズカメラと出会い、カメラに目覚める。そしてテキスタイルデザインをやっていたインドネシア人の友人から卒業制作での写真依頼を受ける。その写真がSNSにあがったことがきっかけで、訪日旅行客を撮影する仕事からプロフォトグラファーの世界へ。<詳細はHPへ>
まず日本のストリートフォトグラファーとして絶対外せない方がENO SHOHKIさん。
日常を切り撮ったスナップショットを中心に、色味が鮮やかだがしつこくなく、まるでドラマや映画のワンシーンのように見える作品が特徴的なフォトグラファーです。ポートレートではモデルへの影の入り方や肌の色味までもベストな瞬間を作品に収めています。
クライアントはNIKEやAdidas、SEIKOなど。
ENOさんは、数多くのメディアでインタビューもされていて、Instagramの写真がきっかけでプロのカメラマン人生が始まったというお話をよくされています。
-ENO SHOHKIの軌跡-
そんなENOさんのきっかけになられたのがこちらの作品です。
こちらは2016年の作品で、いいねの数も120件程度ですが、当時のInstagramユーザは世界でも5億人程度(現在は10億人を突破)、国内の月間アクティブユーザーは1200万人程度(現在は3300万人と3倍弱)と、今と比べてかなり少なかったようです。(出典:Insta Lab)
この一枚の写真からプロのフォトグラファーへと踏み出したENOさん。
まさにinstragramでプロへの第一歩を踏み出した方ですよね。
そしてこのポストから約一月後、初めての写真展をソウルで開かれています!
初の個展開催が海外で、現在のフォロワーも約8割の方が海外の方だそうで(&M記事より)、まさに海外で活躍されているフォトグラファーですよね。
そして現在、instagramで49.9千人、Twitterでも1万人を超えるフォロワーをもつフリーランス4年目のENOさんはどのような姿勢、マインドで写真と向き合っているのでしょうか?
-ENO SHOHKIのセンスを築くマインドとは?-
今年でフリーランス4年目なわけですが、当初と物凄い変わったところは対応力、臨機応変さだと思う。
最初は、100%自分の写真の色を出せない案件は嫌だ。という感じだった。
でも、今はその案件の中で自分をどう出すか?自分には何ができるか?自分である意味は?そんな思考になった。
— ENO (@eeeno1218) 2019年6月19日
こちらは2019/06/19の投稿です。与えられた条件の中で、どう自分の色を出すか。そこに注力されているようで、ENOさんのお写真は、ポートレートやスナップショット、CityScapes問わず、全てENOさん色で統一されています。
与えられた中で最高の作品を生み続けている姿勢、プロとしてどんな案件でも自分の良さを出しつつ最高のものを作る。
これからフォトグラファーを目指す人にはぜひ取り入れていきたいマインドです。
-ENO SHOHKI LINK-
公式サイト
インタビュー記事
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@yuma1983 YAMASHITA YUMA さん
-Profile-
Instagramとの出会いで写真の世界に魅了されたことがきっかけとなり、現在はINSPIRATION CULT MAGAZINEのeditor at largeとして活動中。Instagramを初期はiPhoneで撮影していた。Instagram等の写真系SNSを通じて国内外に広いネットワークを持っており、特に来日する海外のフォトグラファーとの交流では東京におけるハブ的な役割を担う。写真をもっと楽しくするメディア「RECO」にもフォトグラファーとして参画していた。サントリーなど大企業をクライアントにもち、タレントのローラなどもモデル撮影している。
YUMA YAMASHITAさんは、今起きているカルチャーの創世を世界に向けて発信していくメディア、INSPIRATION CULT MAGAZINEのeditor at largeを務めています。
SUNTORYやTOYOTAなどの国内企業をはじめ、BREITLING、SAMSUNG、TOMMY HILFIGER、Adidasもクライアントにもち、Instagramは10万人以上のフォロワーをもつフォトグラファーです。
ストリートフォトグラファーといえばまずYAMASHITA YUMAさんが浮かぶ人も多いでしょう。ですが、もともとinstagramはiPhoneで撮影していたというのはあまり知られていません。
-YAMASHITA YUMAの軌跡-
iPhoneを使用していた当時の作品がこちらです。
2014年の作品で、Chivas Regalというウイスキーブランドと、「Toast to Tokyo -東京に乾杯-」というコンセプトで撮影されたものです。
iPhoneでこのクオリティ!
写真は機材だけでは作れないのだと思い知らされる作品です。
iPhoneの時代からクライアントと仕事をされていたYUMAさん、2015年にはINSPIRATION CULT MAGAZINEを創刊しています。
こちらのアカウント(@inspirationcultmag)も3万人のフォロワーがいるHubとなっています。
そして2017年にはタレントのローラさんとの撮影をされ、一般の方にも広く認知されるきっかけにな理ました。こちらでYUMAさんを知った人も多いと思います。
ローラ さん @RolaWorLD と@missbish の撮影をした記事がアップされました。彼女のインタビューも是非チェックして下さい。https://t.co/skQpYz2hEU
— Yuma (@seanjaynyoro) 2017年1月4日
-YAMASHITA YUMAのセンスを築くマインドとは?-
そんなYUMAさんの記事やメディアを拝見する中で感じたのは、海外のフォトグラファーとのつながりです。インスタグラマーとしてクライアントとコンセプトありきの仕事をされていた経緯から、他の人にはない構図や面白い着眼点を強みにもつYUMAさん。
しかし日本人の写真は世界的に見ると独特なのだとか。
YUMAさんはそんな枠にも囚われないよう、様々な国のフォトグラファーと共に撮影に行き、その人が撮影する視点にいつも刺激をもらい、自身の視点を磨いていた経験があります。
その姿勢がYUMAさんのセンスを築いているようです。
-YAMASHITA YUMA LINK-
@_tuck4 YASUI TAKASHIさん
Name: YASUI TAKASHI
-Profile-
2010年に趣味で写真を始める。写真をもっと楽しくするメディア、”RECO”を立ち上げた人。Instagramとの出会いがキッカケで、2015年にフリーランスフォトグラファーに転身。Instagramを通じての企業案件やアーティストの撮影など、新しいフォトグラファー像を追求している。
写真をやる人ならRECOというメディアを知っていますよね?こちらを立ち上げた方がまさにこの方です。
現在instagramアカウントは20万人を超え、twitterのアカウントも3万3千人を超えるフォロワーをもつYASUI TAKASHIさんは、2012年からinstagramを使いはじめ、2015年に独立。その後日本のフォトグラファーにはなじみが深い”RECO”を立ち上げています。
“RECO”は”写真をもっと楽しくするメディア”として、一気にフォトグラファーの間に広がっていきました。
instagramのRECOアカウントも9万5千人のフォロワーがいます。
そんなYASUI TAKASHIさんはどのようにしてフォロワーや人気を獲得してきたのでしょうか?
-YASUI TAKASHIの軌跡-
YASUI TAKASHIさんが有名になるきっかけのお写真はこちら。
今でこそ似たような作品多くの人が撮影されていますが、そのオリジナルがまさにこの作品です。
YASUI TAKASHIさんは独立するにあたり、自身のブランディングとして、“Photographer in Kyoto”を掲げています。KYOTOを中心に発信していくフォトグラファーとして活動され、京都の写真家といったら自分であるということを印象付けるようにしていたようです。
ご本人のBLOGにも掲載されていますが、海外の大手メディアに掲載され、Facebookページに63万いいねがつき、イタリア最大の発行部数を誇る新聞、ラ・レプッブリカ(La Repubblica)のwebページにも取り上げられ、HYPEBEASTにも取り上げられました。
それを機に様々なメディアで取り上げられ、アーティストのSEKAI NO OWARIやLandroverjpn、NHK、富士フィルム、エイベックス、ANAなど、様々な企業などとコラボ撮影をされています。
そんなYASUI TAKASHIさんの軌跡の中で、外せないのが “写真をもっと楽しくするメディアRECO”です。
作例はもちろん、カメラや撮影方法、レタッチの方法など様々な記事があり、まさにカメラを楽しむためにあるメディアとなっています。
実は上記で紹介したYAMASHITA YUMAさんもフォトグラファーとして参加されていたそうです。
GalaxyS10の超広角カメラで、東京の写真を撮りました。レビュー記事もぜひ。
フォトグラファーとして、スマホカメラとともに歩んでる感がありますが、どこまで進化していくんでしょうか。https://t.co/mHKGbreUHF pic.twitter.com/2nDfV9BByS— 保井崇志 (@_tuck4) June 21, 2019
さらにYASUI TAKASHIさんはGalaxyの企画や撮影会などにも参加されており、スマホカメラにも目を向けていて、最近ではYutubeにも動画を掲載しています。
その他Twitterはもちろん、個人のBLOGやnoteなど、instagramだけでなく様々なSNS、メディアで情報発信をし続けているYASUI TAKASHIさんは、どのようなマインドで活動されているのでしょうか?
-YASUI TAKASHIのセンスを築くマインドとは?-
YASUI TAKASHIさんは一言で表すと、かなり環境に対応されている方。
扱うSNS媒体の数や収入源を複数持つことなど、しっかりと周りを見据えた活動のされ方をしています。特にそのマインドを感じたのが、XICOの対談企画です。
黒田明臣さんや濱田英明さんと対談されたのですが、SNS発のフォトグラファーならではの視点の話が本当に一貫されていました。また収入源の話まで踏み込んでいて、フォトグラファーなのにtwitterやnoteなどの言葉ベースの媒体でも人気の理由がよくわかります。
写真を始める際に海外を見据えたコンセプトPhotographer in Kyotoを掲げ、RECOを立ち上げ、個人でもクライアント業からnoteの執筆とあらゆる角度で活動されているYASUIさんは、時代の流れを知らなければならないフォトグラファーには絶対に目を話せない存在でしょう。
-YASUI TAKASHI LINK-
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インスタからフォトグラファーになるには?写真を仕事に生きる3人の写真家の軌跡まとめ
今回はENO SHOHKIさん、YAMASHITA YUMAさん、YASUI TAKASHIさんの軌跡を紹介しました。
instagramで写真を撮影している人の多くが、憧れている方たちです。
そんな彼らのセンスを築く経験やマインド、価値観を垣間見ることができました。
ENOさんの “与えられた枠内でいかに自分を出すか”
YUMAさんの “経験で磨いた様々な視点から生まれる発想”
YASUIさんの “広い視野で様々な面を見据えた活動”
全てが作品に落とし込まれているように感じます。
これから写真を撮りたい人、instagramを活用していこうと考えている人には、この記事で彼らのマインドや作品を学んでいただけたかと思います。
まずはこのような人たちのやり方、撮り方をマネするところから入ってもいいと思います。
ぜひ活かしてみてください。
写真スポットメディア フォトネット.netのご紹介
当メディアではカメラ・写真を楽しむためのロケーション紹介など様々な情報を発信しております。
最新のカメラ情報から、一度は見たことあるような絶景の撮影ロケーションなどなど、知らないともったいない、旅を楽しめる情報がたくさんございます。
これからの時期にぴったりな紅葉のスポットも紹介しています。

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