2020年8月27日にCanon(キヤノン) から、EOS R6が発売されます!
「今までのEOS Rシリーズと何が違うの?」
「R5との違いは?」
「わかりやすくどこがすごいのか知りたい!」
そんな方のために、写真スポット・カメラ情報メディアである「フォトマップ」が解説します!
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Canon(キヤノン) EOS R6 2020年8月27日発売予定!
2020年7月9日、Canonから最新機種のEOS R5 / EOS R6が同時に発表されました。
EOS R6は2020年8月27日に発売予定です。
EOS R6のコンセプトは、『扱いやすく自分好みにカスタマイズできる操作性と、手に入れやすい価格で提供する、親しみやすい(フレンドリー)なカメラ』です。
EOS R5が、Canonのミラーレスの中でも特別ハイスペックで、値段も50万円超えと、最高級プロ機として発売されたのに対し、R6はその最新機種のいいところはそのままに、価格を15~20万円ほど落とした、アマチュアでもギリギリ手が届くような金額に設定されています。
Canon(キヤノン) EOS R6を知る前に、EOS Rシリーズとは?
今回はCanon(キヤノン) EOS Rシリーズの最新機種であるCanon(キヤノン) EOS R6について解説しますが、その前に少しだけ、Canon(キヤノン) EOS Rシリーズについても確認しておきましょう。
これを知っていると、Canon(キヤノン) EOS R6の解説もわかりやすくなります。
「そんなの知っているよ!」というかたは以下をタップして読み飛ばしてください。
『Canon(キヤノン) EOS R6の4つのポイント』までスキップ
Canon(キヤノン) EOS Rシリーズの特徴
(引用:Canon EOS Rシリーズ)
Canon(キヤノン) には数多くのデジタルカメラ、一眼カメラがありますが、中でもEOS Rシリーズはミラーレス一眼のシリーズです。
元々、Canon(キヤノン)にはミラーレス一眼の機種としてEF-Mシリーズがありましたが、2018年10月に最初のモデル EOS Rを発売して以来、Canon(キヤノン)のミラーレスシリーズとしてEOS Rシリーズが誕生しました。
そんなEOS Rシリーズの主な特徴は以下の2つです。
・新規格となるRFマウントを採用
EOS Rシリーズの特徴1:フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼
Canon(キヤノン)のカメラとしては初の、35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
今回登場したEOS R5 / R6ももちろんフルサイズミラーレス一眼カメラです。
今後は従来の一眼レフシリーズのように、幅広いユーザー層に対応するラインナップの展開が予想されます。
EOS Rシリーズの特徴2:新規格となるRFマウントを採用
また従来の一眼レフとは異なったレンズマウント、RFマウントが採用されています。
これまで長い歴史を誇り、その分多くのEFレンズが展開されてきましたが、EOS Rシリーズでは直接使用することができなくなります。
元々Canon(キヤノン)と言えば、レンズのラインナップの多さが強みの一つでもあり、Canon(キヤノン)ユーザーでEFレンズを多数持っている人には、切り替える際のネックになるかもしれません。
今までのレンズやカメラ一式を買取に出して、その分でRシリーズに丸ごと移行する手もあります!
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Canon(キヤノン) EOS R6の4つのポイント
(引用:Canon EOS Rシリーズ)
ここから改めてCanon(キヤノン) EOS R6についてみていきましょう。
EOS R6はコンセプトの通り、今一番性能が高いと言われるR5に近い性能を持ちながらも、R5よりも15万円近く安い35万円前後に収めているマイアマチュアモデル機種です。
フルサイズ一眼レフの「EOS 6D」と同じ位置付けと言えるでしょう。
そんなEOS R6の中でも今回特に取りあげたいポイントは4つです。
・EOS R5よりも暗さに強い!高感度最大ISO102400と低ノイズ
・世界初の手ブレ補正機能
・その他EOS R5と変わらない性能とR6にはない性能
EOS R6のポイント:フルサイズCMOSセンサーと新映像エンジン「DIGIC X」
Canon(キヤノン)のEOS R6は、EOS Rシリーズの中で新しいスタンダード機としての位置付けですが、その性能はR5の良いとこ取りをしたような高性能です。
有効画素数約2010万画素とEOS R5には劣りますが、同程度の性能のフルサイズCMOSセンサーと新映像エンジン「DIGIC X」を搭載しています。
シンプルな画素数勝負では違いがありますが、スタンダード機としてはかなりハイレベルにあります。
(サンプルをしっかりみたい方は→EOS R6 | 撮影サンプル)
EOS R6のポイント:高感度最大ISO102400と低ノイズ
またCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC Xの画像処理性能により、常用で最高ISO 102400とEOS R5よりも高感度で撮影できるようになっています。
さらに高感度にも関わらず、かなり低ノイズで撮影できます。
以下の作例を参考にしてください。
(*ISO感度 102400 サンプルをしっかりみたい方は→EOS R6 | 撮影サンプル)
また低ノイズで撮影できるだけでなく、暗い中でもAFがしっかり機能するのもポイントです。
オートフォーカスセンサーが正しく稼働する露出値の範囲である測距輝度範囲も、若干ですがEOS R5よりも上回るEV‒6.5~20(R5ではEV‒6.0~20)となっています。
EOS R6はR5よりも、暗い環境での撮影に強みを持っているのがわかります。
EOS R6のポイント:世界最高8.0段の手ブレ補正効果
(引用:Canon EOS R6商品ページ)
さらにEOS初のボディ内5軸手ブレ補正機構(In body Image Stabilizer:IBIS)を搭載しています。
ボディ内手ブレ補正 + RFレンズを使用すると、8.0段の手ブレ補正効果を発揮します。
8.0段の手ブレ補正効果は世界最高レベルです。
この強力な手ブレ補正機能で、長目のシャッタースピード撮影でも手持ち撮影が行えるなど、撮影領域の自由度がさらに広がります!
EOS R6のポイント:EOS R5と変わらない性能とR6にはない性能
そのほかにもEOS R6は、『最高約20コマ/秒(電子シャッター撮影時)の連続撮影性能』や、『バッテリーの稼働時間』など、EOS R5に負けない性能をたくさん持っています。
一方で『画素数の差(R5は4500万画素)』や、『8K撮影機能がない』などが大きな違いで欠点ですが、この機能がないだけで15万円以上安いので、十分魅力的なモデルでしょう。
EOS R5のいいところはしっかり搭載しつつ、少しでも負担が少ないように値段設定されているのが、EOS R6です。
Canon EOS R6のスペック一覧表
最後に、EOS R6のスペックを一覧で表にまとめておきます。
表の後に、購入すべきかどうか考察を載せておきます。
製品名 | キヤノン EOS R6 |
---|---|
発売日 | 2020年08月27日 |
価格 | 35万円前後 |
マウント | キヤノンRF系マウント |
センサー | フルサイズ(35.9x23.9mm CMOS)、EOS-1D X Mark IIIセンサー |
画像処理エンジン | DIGIC X |
画素数 | 2010万有効画素 |
最大記憶画素数 | 5472x3648px |
ISO | 常用: 100-102400、拡張: 50-204800 |
連写 | メカ/電子先幕: 約12コマ/秒、電子: 約20コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW: 約110枚、RAW+JPEG: 約91枚、JPEG: 約1000枚以上 |
オートフォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF II(コントラストAF+像面位相差AF) EOS iTR AF X(ディープラーニング活用のアルゴリズム) |
AFスピード | 最速約0.05秒 |
測距輝度範囲 | EV-6.5~20 |
AF検出 | 人物: 瞳/顔/頭部、動物(犬・猫・鳥): 瞳/顔/全身 |
モニター | 3.0インチ (TFT式カラー/162万ドット) / バリアングル |
タッチパネル | ○ |
シャッタースピード | メカ/電子先幕: 1/8000-30秒・バルブ、電子: 1/8000-0.5秒 |
撮影可能コマ数 | 約250コマ(なめらか優先: 360枚、省電力優先: 510枚)、動画: 合計約1時間20分 |
RAW | JPEG、RAW(14bit、.CR3)、RAW+JPEG、C-RAW |
HEIF | ○(10bit、HDR PQ) |
DPRAW | ○(ポートレートリライティングと背景明瞭度が追加) |
カメラ内RAW現像 | ○ |
動画機能 | 4K UHD(3840x2160) 60/50/30/25/24p、4Kは5.1Kからオーバーサンプリング処理、4Kのクロップ: する/しない、フルHD(1920x1080) 60p |
ハイフレームレート | フルHD(1920x1080) 120fps |
ファイル形式 | MP4 |
映像圧縮方式 | H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC |
撮影時間 | 29分59秒、スローモーション動画時は7分29秒まで |
ボディ内手ぶれ補正 | 5軸手ブレ補正、レンズ内光学式手ブレ補正と協調制御で最大8.0段分、動画電子IS |
防塵防滴仕様 | ○ |
シャッター耐久回数 | 約30万回 |
Bluetooth | 4.2 |
USB充電 | 充電/給電(USB電源アダプター PD-E1使用) |
メモリーカード | SDXC UHS-IIx2のダブルスロット |
AFセレクター | ○(マルチコントローラー) |
AF-ONボタン | ○ |
幅 | 138.4mm |
高さ | 97.5mm |
奥行き/厚み | 88.4mm |
質量/重さ | 598g、680g(総重量) |
バッテリー | LP-E6NH/LP-E6N/LP-E6 |
バッテリーグリップ | BG-R10(EOS R5/R6用) |
内蔵マイク | ステレオ |
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Canon(キヤノン) EOS R6解説まとめ
今回解説したCanon(キヤノン) EOS R6は、最高品質のR5にも負けない性能を持ちながらも、あくまで価格を抑えたハイアマチュアモデルになります。
中でも暗い環境での撮影であればCanon(キヤノン) EOS R5にも負けない性能の高さを見せてくれるほどのハイスペックです。
価格はボディのみ33万5500円(税込)です。
「金銭的にR5は厳しい…けどCanonのミラーレスにしたい!」
あるいは
「もう一段カメラを進化させて、より写真の腕をあげたい!」
という方にはぴったりなカメラです!
最後にR6を安く買うための裏技も掲載しておきます。
Canon EOS R6を安く購入する方法
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