【イルミネーション撮影ガイド】ポートレートの撮り方から一眼レフ設定まで

イルミネーション

『イルミネーションをノイズもなく綺麗に撮影したい!』

冬の季節、カメラ好きの皆さんなら、誰しもが思うことですよね。

特にイルミネーション撮影は、実はコツを知らないと難しく、ノイズが入ってしまったり、肉眼ほど綺麗に写真にできなかったりすることも少なくありません。

そこで今回はイルミネーション撮影に関して、気になるポイントを全て網羅するマニュアルを作成しました!

『カメラの設定はどうすればいい?』
『レンズは何を使うのがいい?』
『ポートレートのコツも知りたい!』
『スマホで綺麗に撮るポイントは?』

そんなイルミネーション撮影で誰もが気になるポイントを全て掲載しています。

今年は綺麗なイルミネーション写真をインスタにたくさん投稿しましょう!

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イルミネーション撮影|カメラ・レンズ・三脚・フィルター編

まず初めに、イルミネーションを綺麗に撮影するために必要な、レンズや三脚、フィルターなどの機材を知っておきましょう。

今回紹介したものを持っていない時の対処法も合わせて解説していきます。

イルミネーション撮影の機材:カメラ

まずは、なによりもカメラが重要です。

理想はレンズ交換ができるデジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラがいいでしょう。
もちろんコンデジやスマホでも撮影できますが、その表現力やクオリティは差があります。

特にレンズ交換できる一眼レフ・一眼ミラーレスであれば、写真自体のクオリティだけでなく、レンズを交換することでさまざまな画角でイルミネーションを撮影できます。

特に最近発売されたカメラは基本性能がどんどん進化していて、暗くても綺麗に撮影できる高感度な機種が多く、夜景やイルミネーションを撮るのにぴったりなカメラがたくさんあります。

イルミネーション撮影の機材:レンズ

次に重要なのがレンズです。

特に明るい単焦点レンズがオススメです。

明るいレンズとは、絞り開放値(F値)ができるだけ小さいレンズのことです。

特に撮影しやすいのは、人間の目線に一番近いと言われる28mm〜35mmのレンズか、50mm〜85mm程度の単焦点レンズで、F1.8レベルまで絞り開放できるレンズだと、暗い中でも明るく撮影でき、またイルミネーションの綺麗な玉ボケを表現できます。

以下のページではおすすめレンズを紹介しています。

【単焦点レンズ】おすすめシグマartレンズ7選!作例付き
単焦点レンズの中でも特に人気の、シグマ(SIGMA)artのおすすめレンズを作例付きで紹介します! シグマartレンズは特に描写力を追求したレンズです。 シグマartレンズは、カメラマンなら一つは持っておきたい単焦点レンズです。

イルミネーション撮影の機材:三脚

さらにイルミネーション撮影や夜景撮影の際には、ノイズを防ぐためにできるだけシャッタースピードを下げることが多いです。

その際にブレなく綺麗に撮影するために必要なのが、三脚です。

特に大きさ・高さ・性能などは、イルミネーションの状況などによるので「これがいい!」というのはないですが、フォトマップのおすすめはできるだけ、コンパクトで人混みでも邪魔になりづらいものがおすすめです。

以下のページで、三脚についてより詳しく解説しているので、気になる方は覗いてみてください。

一眼レフカメラ用三脚の失敗しない選び方|おすすめ三脚6選!
今更きけない、カメラ用三脚の失敗しない選び方を解説しています。 三脚は種類も多いし、いざ使ってみないとどんな機能が欲しいのかイメージできないものです。 そこで今回は失敗しない選び方と、おすすめの三脚も紹介しています。

イルミネーション撮影の機材:フィルター

また、フォトグラファーの中でよく使われるのがNDフィルターですが、イルミネーション撮影の際に特に活躍するフィルターもあるんです。

特にイルミネーション撮影で活躍するフィルターは以下の2つ。

  • クロスフィルター
  • ソフトフィルター

クロスフィルター

クロスフィルターは、上記の通り、点光源をクロス状の光にしてきらめきを強調してくれるフィルターです。
夜景やイルミネーション撮影の定番のフィルターになっています。

イルミネーション撮影は、肉眼で見た印象よりも、比較的暗く感じる写真になりがちです。
それに対してクロスフィルターは、使用するだけで肉眼以上にキラキラを表現でき、写真でしか見れない景色を見せてくれます。

さらに、クロスフィルターはいくつか種類があり、光の線の本数が違います。
今回紹介したものは4本線のクロスフィルターで撮影していますが、6本線や8本線などもあり、画面の1/4だけにクロス効果が出る「R-パーシャル・クロススクリーン」なんてフィルターもあります。

【クロスフィルターの種類

  • R-クロススクリーン(4本線の光)
  • R-スノークロス(6本線の光)
  • R-サニークロス(8本線の光)
  • R-パーシャル・クロススクリーン

ソフトフィルター

また、クロスフィルターと並んでイルミネーション撮影におすすめなのが「ソフトフィルター」です。

ソフトフィルターは、上の写真のように、光を効果的に拡散してふんわりとしつつ、光の印象を強めることができます。イルミネーションや夜景はもちろん、日中の撮影でも幻想的な写真を撮影することができます。

ソフトフィルターには特にたくさん種類があります。

中でも人気なのが、以下の2種類です。

【クロスフィルターの種類

  • プロソフトン
  • フォギー

「プロソフトン」は、光の点をきれいににじませてくれる効果があり、「フォギー」は文字通り霧のように幻想的に表現してくれます。
どちらも基本はレンズの焦点距離やF値に関係なく使えるので、日常使いもできるのでおすすめです。

ただしソフトフィルターは、使用するレンズの焦点距離が長いほど、ソフト効果が高まる傾向にあります。
なので望遠レンズなら効果弱めのフィルターを、広角レンズなら効果強めのフィルターを使いましょう。

またクロスフィルターとソフトフィルターを重ねて使えば、より幻想的なイルミネーション撮影もできます!
これを使うだけで、普通は撮影できないプロ顔負けの写真が撮影できますよ!

イルミネーション撮影|設定編

次に気になるのは、カメラの設定ではないでしょうか?

特にまだイルミネーションを撮り慣れていない方は、
「ノイズが入ってしまう」「写真がぶれてしまう」「思ったより暗く撮れてしまう」
など、綺麗に撮れないことが多いです。

そこで、イルミネーション撮影の際に、どんなカメラ・レンズで撮影するにしても共通の基礎となるカメラ設定のポイントを解説していきます。

イルミネーション撮影の設定で重要なポイントは以下の5つです。

  1. 露出補正
  2. 絞り値(F値)
  3. シャッタースピード
  4. ISO感度
  5. ホワイトバランス(色味)

イルミネーション撮影の設定:露出補正

イルミネーションを撮影した際に、「肉眼で見ているよりも暗いし、思ったより綺麗に撮れないな…」と感じたことはありませんか?

そこでまず、イルミネーション撮影の基本として、写真全体の雰囲気を決める露出・明るさの調整があります。

光源や周りの環境にもよりますが、まずは+1.0程度明るく補正して撮影してみましょう。
よりイルミネーションの華やかさが強調されます。

また、このあと紹介するF値やISOなどの設定と一緒に、適宜調整しましょう。

イルミネーション撮影の設定:絞り値(F値)

次に、「イルミネーションの光を綺麗にボケさせて撮影したい!」と思いませんか?

その調整は絞り値(F値)の設定で行います。
絞りは、できるだけ開放(F値をできるだけ小さく)することで、明るく、ボケみも強く撮影することができます。

特にイルミネーション撮影は、暗い環境で撮影することが多いので、よほどの理由がない限りは、基本できるだけF値を小さく設定し、明るく、光も綺麗にボケて撮れるようにしましょう。

また、三脚を使用する際は、手ブレはあまり気にする必要はありませんが、手持ちでF値を下げずに撮影する場合、シャッター速度が1秒など、通常以上に下がってしまうため、手持ちでの撮影がとてもブレやすくなるので注意です。

なお、普段マニュアル撮影で撮影しない方は、カメラモードをA(絞り優先モード)にセットし、Fで表示される数値を出来るだけ小さくしましょう。

イルミネーション撮影の設定:シャッタースピード

ndフィルター作例04

「カメラのオートモードで夜景やイルミネーションを撮影したら、ブレブレの写真になってしまった」なんてことはありませんか?

その原因はもちろんシャッタースピードです。
特にイルミネーション撮影では、シャッタースピードはできるだけ下げて、明るく撮影したくなりますよね。
その際に三脚を使う場合は心配要らないのですが、特に手持ち撮影の際はブレてしまうことが多いです。

手持ち撮影でぶれない最低限のシャッタースピードの目安は『1/焦点距離』と言われています。
例えば85mmのレンズであれば、シャッタースピード1/80〜1/100秒が手ブレしないギリギリのラインです。

この数字を目安に、ぶれないけどできるだけ明るいシャッタースピードを探って調整しましょう。
なお、このあと紹介するISO感度と合わせて調整すると、うまく設定できます。

イルミネーション撮影の設定:ISO感度

イルミネーションを撮影した際に、「なぜかすごいノイズが入ってしまった…」なんてことはありませんか?

これはISO感度が高すぎることが原因です。

ISOは主に明るさを調整するものだと思われがちですが、厳密にはレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標です。
そのためISO感度を上げればその分、暗い環境でも明るく撮影できる一方で、光がない部分の明るさも機械的に増幅させようとするため、画質が悪くなったり、ノイズが発生してしまいます。

そのため、ISO感度は高ければいいというわけではなく、あくまでシャッタースピードや露出と一緒に調整することがおすすめです。

ちなみにノイズが発生する目安は、カメラやレンズにもよりますが、1600以上と言われています。
またズームするとさらザラザラ感やノイズが目立つことがあるので注意しましょう。

調整方法は、シャッタースピードと一緒に調整するのがおすすめです。

①ISOをできるだけあげ、ブレがない低速シャッタースピードを見つける
②そのシャッタースピードで暗すぎず、ノイズも少ないISO値まで下げていく
③適宜撮影した写真をアップして確認しつつ、調整する

イルミネーション撮影の設定:ホワイトバランス(色味)

そして最後に「目で見ているような綺麗な色味に撮れない」なんてことはありませんか?

特にデジタルカメラならではの機能ですが、ホワイトバランスを設定することで色味を変えて、その場に合う印象に調整することができます。(上の写真はホワイトバランスだけ変更したもの)

もちろんその場でカメラの設定をいじるのもおすすめですが、あとでLightroomなどの写真編集ソフト・アプリで調整したい方は、オートで撮影しておきましょう。

ホワイトバランスの設定を変えるだけで、まったくイメージの異なる写真になるので、面白いですよ!

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イルミネーション撮影|ポートレート編

またイルミネーションといえば人物撮影・ポートレートを撮影したい人も多いのではないでしょうか?

イルミネーションを使ったポートレートは、ただイルミネーションを綺麗に撮影するより数倍難しいです。

そこでここからは、イルミネーションポートレートの撮り方・ポイントを紹介します。

  • 被写体に光が当たるポイントを探そう!
  • できるだけ絞り開放しよう(F値を下げよう)!
  • シャッタースピードに注意!
  • 手ぶれ補正機能はオンにしよう!

イルミネーションでポートレート:被写体に光が当たる場所を探そう!

まず、イルミネーションポートレートの撮り方として、被写体に光が当たるロケーションを探すのが重要です。

特に撮影場所を探す際のポイントは、以下の3つです。

  • 顔に均一に光が当たる場所がベスト!
  • レフ版・ストロボなどを使うのもあり!
  • 手前ボケなど面白い構図もおすすめ!

イルミポトレの撮り方:顔に均一に光が当たる場所がベスト!

街灯の下など、被写体に光が当たる場所を探しましょう。
特に顔に光が当たるかどうかは最重要です。
顔に光が当たる角度に顔を傾けてもらうのもいいでしょう。

光が微妙に顔に当たっていない

光が顔に当たる角度

イルミポトレの撮り方:レフ版・ストロボなどを使うのもあり!

また、もちろん人物の顔が暗くならないようにレフ版・ストロボなどを使うのもありです。
光がある場所はなかなか見つからないことも多いので、いざという時に用意できる方はしておきましょう。
一時的に必要な方は、レンティオで借りてもいいかもしれません。

レンティオ

手前ボケなど面白い構図もおすすめ!

また、光を考えつつ、構図を工夫するのもオススメです。

例えば、写真のように手前ボケを入れてみたり。

お店のガラスを使ってリフレクションを取り入れたり。

少し構図を工夫するだけで、一際映えるイルミネーションポートレートが撮影できます!

あなたオリジナルの構図を探して、いろいろ撮影してみましょう!

イルミネーションでポートレート:絞り開放しよう(F値を下げよう)

また、できるだけ明るく、イルミネーションを玉ボケとして綺麗に表現するために、レンズの絞り(F値)はできるだけ開放値近くにします。

ただし、絞りF1.4などまで開放しすぎると、被写体へのピント合わせが非常にシビアになります。
明るさに問題がなければ、F1.8-2.4前後がおすすめです。

イルミネーションでポートレート:シャッタースピードに注意!

また、人物を撮る場合は、手ブレはもちろん、被写体の動きによるブレも注意です。

そのため、なるべく速いシャッタースピードを設定します。

先ほど紹介した通り、最低限『1/焦点距離』より高いシャッタースピード、目安としては『1/焦点距離の2倍』くらいにして、手ブレが起きにくいように設定しましょう。

イルミネーションでポートレート:手ぶれ補正機能はオンにしよう!

また最近のカメラのほとんどが、少なからず手ぶれ補正機能を持っています。

場合によってはオンになっていないこともあるので、オンになっているかどうかを確認しましょう!

 

以上のポイントを抑えて、イルミネーションを使った綺麗なポートレート撮影を楽しみましょう!

もっとイルミネーションポートレートに関して、詳しく知りたい方はこちら↓

【イルミネーション】ポートレート撮影のコツ|レンズ、設定から構図まで!
イルミネーションを活かしてポートレートを撮りたい方必見!イルミネーション ポートレートのコツを、レンズの選び方や設定方法、構図の撮り方など徹底解説!幻想的なイルミポトレを撮ろう!

イルミネーション撮影|スマホ撮影編

さらに最近はiPhone12が登場したり、スマホでも十分綺麗な撮影ができるようになり、スマホでイルミネーションを綺麗に撮りたいという方も増えています。

そこでここでは、イルミネーションをスマホで撮影する際のポイントを紹介しておきます。

スマホでイルミネーションを綺麗に撮影するポイントは以下の5つです。

  • レンズは拭いておこう!
  • 暗い部分で明るさ調整はしない!
  • 画面タッチでイルミネーションにピントを合わせる!
  • スマホはできるだけ固定しよう!
  • フラッシュは「オフ」に設定しよう!

スマホでイルミネーション撮影するポイント:レンズは拭いておこう!

まずは意外と盲点なポイント、レンズは拭いておきましょう。

iPhoneなどのスマホは、一眼などのカメラに比べてレンズ部分が常にむき出しなので、汚れていることがほとんどです。

普段から気にして拭いている人は少ないので、盲点になりがちですが、イルミネーション撮影では致命的。

指紋や皮脂などで汚れたままのレンズで撮影すると、光が滲んで霞んだ印象の写真しか撮れません。

メガネ拭きなどの柔らかいコットン素材やハンカチで、あらかじめ拭き取っておきましょう。

スマホでイルミネーション撮影するポイント:暗い部分で明るさ調整はしない!

次に、iPhoneなどのスマホはほとんど、撮影時に画面をタップするとその部分を明るくする機能があります。

普段は暗いところで写真を撮る際に、顔などをタップして明るくするのが便利ですが、イルミネーションで暗い部分をタップしてしまうと、明るくなりすぎてノイズが酷くなります。

なので暗いところをタッチしたり、下手に明るさを調整しない方が比較的綺麗に撮れるので、注意しましょう。

スマホでイルミネーション撮影するポイント:画面タッチでピントを合わせる!

また、明るさと同じようにピントもタップでいじることができます。

そこでイルミネーション撮影の際は、まずイルミネーション部分を長押しして、しっかりピントを合わせましょう。
iPhoneのようにAE/AF LOCK機能があれば、ピントをロックしましょう。

ピントがロックされていれば、イルミネーション撮影でも明るさを調整して問題ありません。

明るさを調整させたい場合は、イルミネーションにピントがロックされていることを確認してから、明るさを調整すると、キレイにイルミネーションを撮ることができますよ!

スマホでイルミネーション撮影するポイント:スマホはできるだけ固定しよう!

また、イルミネーションのように夜の暗い中で撮影する際は、撮影に必要な明るさを確保するために、オートでシャッタースピードが遅くなります。そのため普通に撮影しても手ブレが起こりやすいです。

そこで手ブレ防止のために、できるだけカメラが動かないように、体を電柱や壁に寄りかかったり、スマホを台など固定できるような場所を探しましょう。
特にシャッターを押す際に、指で触ることでブレることが多いので、スマホ横のボタンで撮影することをおすすめします。

もしスマホ用の三脚を使う場合は、『HDRをオン』にするとより綺麗にイルミネーションを撮影することができますよ!

スマホでイルミネーション撮影するポイント:フラッシュは「オフ」に設定!

そして最後に、イルミネーションを綺麗に撮影するには、フラッシュはNGです。

フラッシュを使うと、イルミネーションの光源と相殺してしまい、綺麗に撮ることはできません。

イルミネーションを綺麗に撮影するには、イルミネーションの光源をできるだけカメラに写したいので、フラッシュを『オフ』に設定しておきましょう。

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イルミネーション撮影ガイドまとめ

今回はイルミネーション撮影について、カメラやレンズの種類から設定方法、ポートレートのコツやスマホ撮影のコツなど、気になる部分を網羅して、ガイドを作ってみました。

イルミネーションは季節もので、そう何度も撮りに行けるものでもないので、ぜひこのガイドでみなさんの数少ない撮影チャンスが、うまくいけば幸いです!

撮影したお写真は、インスタグラムでフォトマップをフォローして、#photo_map とタグづけすればフォトマップで紹介するかも!
タグづけお待ちしております!

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